スピーキングテストって何?
- 慶成学院
- May 25, 2024
- 1 min read
Updated: May 25, 2024
2年前の都立入試からスピーキングテスト(ESAT-J)が導入されました。従来は、学力試験が700点、内申点が300点、計1000点満点で合否が判定されました。ところが2年前よりスピーキングテストが導入され、その得点20点が加算され1020点満点になりました。スピーキングテストは11月下旬(コロナ・インフル等感染者の予備日は12月中旬)に、主に近隣の都立高校で行われます。内容は英文の音読、質疑応答等、英検の3級・準2級の面接試験に近いものです。特筆すべきは、生徒はヘッドホン装着でパソコン画面に向き合い、マイクに向かって音声で解答するのです。その録音データをネイティブ(?)が採点し100点満点で点数化します。(近い将来AI採点になるでしょう。)
本年度のスピーキングテストの結果です。
ランク | 100点中得点 | 入試得点 | 分布 |
A | 80~100 | 20点 | 25.3% |
B | 65~79 | 16点 | 29.2% |
C | 50~64 | 12点 | 26.0% |
D | 35~49 | 8点 | 11.9% |
E | 1~34 | 4点 | 6.5% |
F | 0 | 0点 | 1.1% |
全体の平均点は65.2点でランクC以上の生徒が80.5%で決定的な差はついていません。
実際、1000点満点中の4~8点の差は大きいとは言えませんが、数点の差で涙を飲む生徒は多いのです。それに、小さいながらも、生まれて初めての入試になるわけですから決して軽視はできません。

Comments