都立入試問題の研究 数学編
- 慶成学院
- May 24, 2024
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都立の数学は毎年、平均点が60点前後となっております。大問の1は、小問が9問、作図が6点で他は1問5点で計46点です。大問2は数量関係の小問と証明問題です。この2番が結構くせ者で、特に証明問題は後回しにするよう指導しています。大問の3は関数の問題3問で⑴,⑵は基礎的ですが、⑶は力のある生徒しか解けない問題です。大問の4は平面図形で7点の証明問題が含まれます。証明問題は比較的平易ですが、⑶は、難問になっています。大問5は立体図形で最後の問題がやはり難問となっています。
都立の数学は、方程式の文章題を出さない、問題文が異常に長い等、独特な問題で個人的には好きではありません。しかし、毎年平均が60点前後、得点がきれいな正規分布を描いているのですから適切な問題なのでしょう。

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